2022.01.08
床のリフォームなどでフローリングを決める際は、色を選ぶだけと思いがちです。
しかし床には素材の種類もあり、色だけでなく素材にもこだわりたいもの。
今回は、床材の種類について解説します。
▼床材の種類
床材の種類さまざまありますが、代表的なものを見ていきましょう。
■フローリング材
フローリング材は、以下の2種類に大別されます。
【無垢フローリング】
無垢フローリングとは、天然木だけを使用したフローリング材の総称です。
経年変化でツヤが出るなど、雰囲気が変わる点が大きな特徴と言えます。
【複合フローリング】
複合フローリングとは、様々な木材を合わせた合板に表面だけを天然木で加工したフローリング材の総称です。
比較的安価で、加工がしやすいので色を変えたり断熱等の機能性を持たせることができます。
■コルク材
コルク材は、コルク樫の樹皮から作られた床材の総称です。
コルクは、ワイン等の密閉材や緩衝材として使用されている素材でもあります。
そのため耐久性はもちろん、断熱性の効果があるのも特徴です。
■カーペット材
カーペット材は、繊維素材の床材です。
様々な素材やサイズ・カラーがあり、加工がしやすいためバリエーションが床材の中では最多と言えるでしょう。
■畳
畳は、日本では古くから馴染み深い床材のひとつです。
イグサを主原料とし、室内の湿気を吸収する特徴があります。
■石材
石材は、大理石や御影石等を使用した床材の総称です。
高級感ある空間を演出できますが、床材の中で最も高価と言えるでしょう。
またメンテナンスが難しく、傷がつきやすい素材なので注意が必要です。
▼まとめ
床材の種類はさまざまで、お部屋の雰囲気を演出する上で欠かせない要素です。
雰囲気はもちろんですが、機能性なども加味して選んでみてくださいね。
リフォームで床材を選ぶ際は、本記事を参考にしてみてはいかがでしょうか。