『住宅ローン』ってどういうものなの?

いつもお世話になっております。

株式会社アークレーヴの松井と申します。

+++—————————————————————————————————+++

★どれぐらいのローンが組めるの?★

★ローンの審査って何?★

★変動金利?固定金利って何?★

★私の住宅購入の際の資金計画★

+++—————————————————————————————————+++

不動産を購入する際の諸費用に関しては、ざっくり計算すると、購入価格の7~8%程度になります。

※但し、ローンを組む金額、仲介手数料の有無によっておおきく金額は変わります。

①『どれくらいのローン金額が組めるのか?』

おおよそですが、 現在のご年収の7~8倍程度 が組める金額と言われております。

但し、他の借入(車のローンや教育ローン等)があれば借入可能額は下がります。

『ローン審査って何を審査するの?』

住宅ローンの審査では、ローンを借りられる方の

『年齢』 

『ご職業(勤務先)』 

『勤続年数』 

『ご年収』 

『健康状態』 

『過去の延滞情報』

を基に、審査を行います。

  • 年齢

⇒住宅ローンでは基本的に完済時に満80歳という銀行が多いです。

  • ご職業(勤務先)

⇒現在のご職業も審査対象になります。

サラリーマンなのか、自営業者なのか、安定的な収入が見込める職業なのかという点が審査されます。

  • 勤続年数

⇒銀行によりけりなのですが、勤続年数は最低でも3年必要という銀行が多いです。

キャリアアップではない転職を繰り返していたりするとマイナスポイントになります。

  • ご年収

⇒ここで見られる金額は、直近の源泉徴収票の総支給額(税金等が引かれる前の金額)が審査対象となります。

共働きの場合だとご夫婦の年収を合算することも可能です。

  • 健康状態

⇒住宅ローンを組まれる場合には、必ず『団体信用生命保険』に加入する必要があります。

その為、現在、大病を患っている場合等は、保険に加入できなくなり、それが理由で住宅ローンの審査が通らない場合もあります。

  • 過去の延滞情報

⇒これまでに、金融事故があるかどうか等の審査を行います。

自ら申告するものではなく、各人に『個人信用情報』というものが存在し、そこに銀行から問い合わせを行い金融事故(延滞や自己破産等)がないかを確認します。

いわゆる、『ブラックリストに載っている』といわれるのは、上記の『個人信用情報』に、何かしらの金融事故の履歴が掲載されており、クレジットカードが作れない、ショッピングローンが組めない等の状態になっていることを指します。

『変動金利って?固定金利って?』

まず、大前提に金利とは、銀行から借りたお金に対して金利分を上乗せして返済するものです。

【金利のイメージ】

●例:3,000万円を金利0.5%で35年借入

⇒総返済額は、約3,270万円

●例:3,000万円を金利1.5%で35年借入

⇒総返済額は、約3,857万円

変動金利とは、住宅ローンの金利が変動し返済額が変動する金利のことです。

逆に、固定金利とは、住宅ローンを組む際に35年先の未来までずっと金利が変動しない金利のことです。(例:フラット35が代表的です。)

変動金利と固定金利では、変動金利の方が金利は低くなります。但し、変動金利は将来的に金利が上昇して返済額が増額するリスクがついてきます。

その分、固定金利では、金利は高いですが金利が上がるリスクはありません。

どちらにも、一長一短ありますので一概にこっちの方が絶対に良いとは言い切りにくいです。

『私が住宅を購入した際の資金計画の考え方』

私個人の話をさせて頂きますと、個人的には現時点では『変動金利』の方が良いかと思います。

これ以上、金利が下がることは、まずないと考えておりますが、まだしばらくはこの低水準の住宅ローン金利で推移すると考えております。

金利を上げるとなると、これまでに変動金利で住宅を購入した方にも影響がでます。

しかし、現在そこまで国民全体の収入(給料)が増えていない状態が続いており、金利を上げてしまうと返済できない方が増えるリスク(=銀行が破綻するリスク)の方が大きいです。

その為、変動金利の上昇はまだまだ未来の話と考えております。

低金利の変動金利で月々の返済額(固定費)を少しでも抑えて、浮いた分を、つみたてNISA(資産運用)に回して、いざ、金利が上昇傾向に転じたタイミングで繰り上げ返済を行って行こうと考えております。

あくまで個人的な考え方なのでご参考までにご覧頂ければと思います。

まとめ

不動産の購入とは切っても切れない関係の住宅ローンについては、お客様からよくご質問を頂きます。

たくさんの選択肢があるが故に、絶対にこれが良いです!という提案は中々難しいです。

少しでも皆様の住宅購入の際の参考になればと思います。

★★弊社にて販売中の物件は下記のページをご覧下さい★★

https://www.arc-reve.com/archives/sales

当社では、新築の建売事業、注文住宅、リフォーム事業、不動産仲介売買をメインに営業を行っております。

その上で、私自身は、以前は不動産仲介業者にて、仲介業の営業を10年近くしておりました。

宅建の資格はもちろんのこと、ファイナンシャルプランナー、住宅ローンアドバイザーの資格を、保有しております。

不動産の購入についてのご相談、資金計画について、注文住宅についてのご相談、購入後のリフォーム相談等々、お困りの事がございましたらお気軽にお申しつけ下さいませ。

関連記事

アーカイブ

カテゴリー

2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  
PAGE TOP